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辻木材のブログ

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【函館・北斗・七飯の住宅会社】数値に表れない断熱性能について

こんにちは、辻です

今回も少し細かい話ですが
断熱性能で大事な『熱橋』ねっきょう

についてお話しいたします


熱橋とは、読んで字の如く熱の橋渡しをする部分となります

この熱橋が少ない方が断熱性能も高くなりやすいことと、内部結露などが起きづらくなります

今回はこの熱橋を施工的な観点からお話しさせていただきたいと思います
IMG_1802.jpeg
実はこれは街中の現場を見た時に撮った写真と当社の住宅を撮った写真を合わせたものです、左が辻木材、右は気になった現場です

使っている断熱材は同じネオマフォームと呼ばれるフェノール系の樹脂断熱材、これは今のところ住宅系では最強の部類に入る断熱材で厚さによりますが同じ厚さで比べると真空系のもの以外では1、2を争う断熱性能です

こちらを当社と同じく外貼りといって柱の外側に貼り付けています

しかしよく見てください、赤く囲った部分左の当社の写真は断熱材が繋がっているのに対し、右側は木材が見えるでしょうか。

IMG_1813.jpegIMG_1812.jpeg
右側は断熱材の厚みの分の木材を先に角に打ちつけそこへ断熱材をぶつけています

こちらの良いところは外壁などを施工する際のコーナー部分にしっかりと留めつけることができることですが、デメリットとして熱橋という断熱材を介すことなく木材だけが室内空間と繋がってしまいます

厳密にいうと断熱材があった上で室内空間に入る熱と、断熱材がなく室内空間に入る熱は18倍ほどの違いがあります

しかし、このような施工をしたとしても建物全体の断熱性能値は変わりません。

なぜかというと外壁の計算方法はあらかじめ決められた比率で熱橋と断熱材の割合を決めているので数値は変わりませんが、こまかいことをいうと
実際に入ってくる熱の量は変わります

外貼り断熱は切れることなく断熱材で包んでしまうのがいちばんのポイントです

そうなると当社の施工では途切れることなく施工されていますので、本当の断熱性能は高いという結論となります

この問題は2つあり
一つ目が施工がどのように監理されているかで、このあと外壁の下地で特殊な部材を用意しなければこのようにしか施工できません、現場の職人さんがこの施工方法にしたのではなく、結果としてそうなっていることにご注意ください

二つ目は断熱性能の計算をする際にこのようなことは加味されないということです、断熱性能の計算は標準的な断面構成をもとにしてその部分の面積を掛け合わせます、そうすると部分部分の正確な施工に対して計算されているわけではありませんのでこのようなことが積もり積もって誤差が生じてきます

実際にはかなり細かい話ですが建物性能を100%発揮するためにはこのようなことの積み重ねとなります、断熱材などは後から入れ替えたりする工事が非常に難しいものとなっております、だからこそ最初の工事でその建物の基本性能が決まってしまいます

建物の表面だけをきれいにしてリフォームするだけでは住環境の向上は望めません、本来の性能があってこそ長きにわたって建物に住み続けることができるのではないかと私たちは思います

一昔前と比べて家の値段が上がってきました、構造的な部分や断熱性能を現在の法律で通るギリギリに設定したり、そもそも何の検討をしていない物件が散見されます

安ければそれで良いと思っているのは売り手側の都合なのではないでしょうか

未曾有の災害、電気料金の高騰、夏の暑さや冬の寒さの環境の変化など私たちを取り巻く環境は変化しています、お家が急激な環境から住む人を守るバリアのようになれたら良いなと考えます


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