【函館・北斗・七飯の住宅会社】不快な湿度は下げられる?
2022/07/19/ UP
こんにちは、辻です
今日は石川のモデルハウスでお客様のご案内をしてきました、外は湿度がかなり高くむしむししていましたね
石川モデルは1、2階に壁掛けエアコンが1台ずつ設置してあり今の時期は2Fのエアコン(10畳用)のみで冷房を行なっています
常駐しているわけではありませんので温湿度管理を緻密に行なっているわけではありませんが、1台のみの稼働で全室22.5℃前後でキープしています
しかし、今日は湿度が高く少し不快ですね
それでは早速「エアコンの裏技」を使って湿度を下げてみます
そうするとこんな感じ(大体3時間くらい)
左が前、右が後です
室温はほぼ同じで湿度が14%も下がっています
今ここでみている湿度というのは相対湿度といって気温によって空気中の水分の量は違います、このことから空気中にある水分の絶対量というものを見ることができる数値が絶対湿度です
絶対湿度といっても実は2種類あるのですが容積絶対湿度(g/m3)と重量絶対湿度(kg/kg(DA))で今回は当社でお客様にお渡ししている温度計(みはりん坊)に表示される容積絶対湿度でお話しします
外気とリビングの絶対湿度を計算するとこのようになります
17.75gと12.20gです、当社では夏16グラム以上の場合除湿を推奨していますが今回の外気温は除湿推奨レベルとなります
今はもう少し時間が経ったので全体的に湿度は64〜65パーセント、温度は21〜22℃で安定しています
ではどのように除湿を効率的に行う裏技を使うのかそれは
エアコンは冷房設定、温度は18℃前後、風量設定は最弱
基本的にはこんな感じです、そうすると湿度がぐんぐん下がります、やりすぎると寒くなりすぎるのでその場合はエアコンフィルターを空気の取り入れ口のところに3枚程度重ねてみるなど空気は動いているけれどなるべく動かさないことです
もちろん各部屋についているエアコンでもできますがなるべく大きな部屋についているエアコンで行うことがポイントです
小さな部屋についているエアコンだとやはり室温が早く下がってしまいサーモオフと呼ばれる湿度を戻す送風運転となりやすくなるのでできるだけ大きな空間のエアコンでやるのがポイントです
北海道も最近は湿度が高く不快な気候となってきました、当社では1フロアに1台エアコンを取り付けておりますのでその心配は不要です
またモデルハウスのようにうまく設計を行うと1台のエアコンで冷気を回し湿度も調整することができます
是非モデルハウスの見学に来て体感してくださいね
代表の辻です。スタッフ全員でお客様の家づくりに真摯に取り組み、プロとしてお客様に良い家を提供していきます。