地盤の強さについて
2022/08/01/ UP
こんにちは、営業の加藤です。
土地の購入をするに際に、色々と注意しなければならない事は多々ありますが、
表面からでは見えない部分として、「地盤の強さ」があります。
住宅を建築するにあたり、その土地が住宅建築に適した土地かを確かめる意味も含め、
現在では地盤調査が建築基準法で義務付けられています。
仮に調査をせず、土地に住宅を建ててしまい、将来的に傾いてしまった・・・、
なんて事があってはなりませんので、その地盤がどの程度の建物の重さに耐え、
沈下に抵抗する力(地耐力)を持っているかを知る必要があります。
主な調査方法は3種類あります。
以前は、SWS試験を行っていましたが、より精度の高い地盤データを得るため、
現在は函館でも採用している会社が少ないSDS試験(スクリュードライバーサウンディング試験)にて地盤調査を行っております。
SDS試験になったことで、ボーリング調査並みの精度で土質(砂や粘性土等)が判定出来るようになり、
強い、弱いだけではなくどんな特性があるかなど、より的確な情報を収集することが可能かつ、
本来不要な工事は施工しないように正確なデータで判断いたします。
ちなみに、下記は函館市の地盤の特性を示したマップになります。
地盤が硬い 地盤が軟い
黒 → 緑 → 青 → ピンク
といった分布図となっております。
函館市ですと、湯川町や深堀町、本通近辺が地盤が軟い傾向にあります。
土地を購入される際は、このようなデータも踏まえたうえで、
土地代以外にかかる費用はないか?といった事も十分に調査する事が重要です。
素朴な疑問でも構いませんので、土地の事で気になる事やご質問等ございましたら、
お気軽にお声がけください!