【函館・北斗・七飯の住宅会社】窓ガラスの種類
2022/09/22/ UP
こんにちは、辻です
当社の標準の窓(サッシ)のガラスは冬季の日射取得の見込まれる面(特に南面等)は日射取得型(シングルLow-E)を採用し、その他の面の窓(サッシ)のガラスは日射遮蔽型(断熱型のダブルLow-E)を採用しています
日射取得型のガラスを外から見るとサッシメーカーにもよりますがニュートラルやシルバーといった金属膜を室内側のガラスの中空層側に蒸着されているので一見シルバーのような反射が見られます
その一方日射遮蔽型のガラスは外から見ると当社の場合ブルーやグリーン、そのほかにもブロンズ色などに見えることが多いです
あくまで屋内のプライバシー性能を上げるためではなく、屋内の熱を移動しにくくするものです
北海道のLow-Eガラスというとブロンズが多かった印象ですが最近はグリーンやブルーが多くなりました、おそらく日射取得と断熱性能のバランスを考慮した結果でしょう
2021年4月以降省エネ説明の義務化ということで会社に所属する建築士がこれから建てるお家の省エネ性能が適合しているかを説明しなければいけなくなりました
当社の場合は代表でもある私が全てのお客様に直接ご説明させていただいております、その際にガラスの色が、という項目でこのお話をすることが多くなっております
聞きなれない言葉や数字などが並ぶので苦手意識を持つ方も多いのですが、建物を建てた後のランニングコスト(光熱費)に非常に大きく影響する部分でもありますのでもし気になることがあればいつでもご相談くださいね
2025年には現在の適合基準が最低基準として義務化の予定で進んでいます、今ギリギリの性能で建築を予定すると2、3年後には最低基準となってしまいます。最近のエネルギー価格の高騰などを見ていると今のコストバランスだけではない5〜10年程度先のリスクも考えなければなりません、もちろんその時にどんなことが起こっているのかは私にはわかりませんが住宅を建築する業者としてこの部分の重要性はしっかりとお伝えしお客様にご理解いただくようにしていかなければと考えています
代表の辻です。スタッフ全員でお客様の家づくりに真摯に取り組み、プロとしてお客様に良い家を提供していきます。