【函館・北斗・七飯の住宅会社】夏をむねとすべし
2022/12/07/ UP
これ見たことありますか?
「となりのトトロ」でサツキとメイの家に出てくる台所(かまど)です
現在の住宅の中に三和土(たたき)や土間スペースを作る家は少ないのですが、これも年月を経るごとに汚れや傷などが蓄積され良い味となっていきます
当時の断熱性能などは現在とは全く比較などできませんが、その時一番最適なものを選択できていたのではないでしょうか
北枕や水回りの鬼門なども北側が頭が冷えるから風邪をひきやすい、温度の変化があるから細菌などが繁殖しやすく避けた方が良いなど、生活の知恵とも呼ばれるこのようなことはその当時の住宅事情を考えると最適な方法だったように思います
また
「家つくりやうは、夏をむねとすべし。」
「冬はいかなるところにも住まる。」
という徒然草の有名な言葉があります
当時日本の高温多湿の気候に対しての対策となっており、冬の寒さは当時の建築技術ではどうしようもなく体内で発熱をするか、たくさんの重ね着をしてしのぐというような方法しかないということです
今では建築技術も発達しましたが
当社のコンセプトでもある
「家中快適を実現する、最適性能とトータルコストを両立する家づくり」
の最適性能の部分は買い手でもあるお客様ではなく作り手である建築業者任せになっています
このことを私たち建築業者がしっかりと肝に銘じより良い家づくりをしていくことが大切な時代になったと改めて感じます
代表の辻です。スタッフ全員でお客様の家づくりに真摯に取り組み、プロとしてお客様に良い家を提供していきます。