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辻木材のブログ

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【函館・北斗・七飯の住宅会社】材の魅せ方

こんにちは、辻です
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当社でも標準採用しているKMEWの外壁材ですが、今回当社のインスタグラムで相互フォローをしているKMEWのofficial投稿です

外観の形状もキューブ型を組み合わせているような特徴的な外観ですが、特に今回気になったのは外観のベースと対比させている玄関内の木目の外壁材です

この写真でも採用されている窯業系サイディングというセメント質原料、繊維質原料その他を成形し作られたものです

それ以外に外壁材に使われる材料としては木外装と呼ばれるような板材を施工したものやタイルなどの石材を引っ掛けたり張り付けたりするような工法、その他にも塗り壁と呼ばれるような外装に至るまでいろいろな外装材を見かけます

サイディングと呼ばれるものは全国的に見ると戸建て住宅の7割程度で採用されていて、厚みは16ミリ程度のものなどが多く採用されています

北海道ではまだまだ14ミリ釘の直打ち工法というのは多く流通しておりますが、当初12ミリの窯業系サイディングというような製品もあり壁に直接外壁材を施工するということから外壁材裏面の通気がうまく取れず板材の品質に支障をきたすことが多くなったことから、現在北海道でも多く採用されているような外壁材の下地として通気層と呼ばれる木材下地を施工した上に外壁材を施工するという工法が多くなりました

当社でも現在標準でもある16ミリの外壁材は金具を用いた引っかけ工法となり、釘打ちのものに比べ留めつける部分が表面から押さえつけるということから裏で引っ掛けて支持をするという工法となっているのでさらに躯体の動きに追従した際に表面まで影響が出づらくなっています

そのことから外壁材のおもてうらが通気のできる工法になっていったことと表面部分の塗装の品質が向上したことで耐久年数が大幅にアップしていきました

さらにこの写真にもあるような一見素材がわからないようにデザインや施工をすることで同じ窯業系サイディングを採用するのでも大きく印象が変わってきます


窯業系サイディングと呼ばれるものは製品としてのメリットがある反面、意匠として反対される方が多いのも事実です

もちろん塗り壁やタイルの柄もありますがやはりほとんどの製品で3mまでのものが多くつなぎ目が出てきます、そうなるとどうしても本物の風合いからは離れてしまうこともあると思われます

そのような部分で採用する部分や施工で工夫をする

これが私たちのできる設計としての工夫なのかなと思います
色々な考え方はあると思いますが私たちはその辺りを工夫してご提案させていただければ良いなと考えています

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