こんにちは、辻です

研修を受けに東京に出張に行きました、今回はセミナー会場が渋谷です

渋谷の駅は何年振りかに利用したのですが、少し離れた出口に向かっているところ突然発見したのは

「モスプラットフォーム」

というものでした

緑化を進めると二酸化炭素を吸収できるというのはよく知られていることの一つだと思いますが、写真にもあるように列車のレールから発生する金属粉も吸収してくれるとのことです

線路から近く、防音壁などの壁がない場合には建物にももらい錆などの現象が起こることがありますがこの金属粉を栄養にするとは苔（コケ）はすごい植物だなと感じました

東京のような大都市などではコンクリートなどの人工構造物が多いことからヒートアイランド現象と呼ばれる特に夏場の昼間に温められた構造体が夜になって気温が下がってもなかなか冷めず熱帯夜、と呼ばれるような現象が以前より指摘をされてきました

また、人工構造物で地面なども覆われているため雨などの水分を土中に含むことができず、スコールや集中豪雨のようなことが起こると道路の冠水や建物への浸水も起こりやすくなります

それほど大都市圏内では植物や土などを見ることが少ない中、緑化計画ということが非常に大切だと考えられています、窓の外のすだれやラティスなどに蔦を絡ませるようなグリーンカーテン、建物西面方向からの夏場などの日射を遮るような落葉樹の植栽計画、バルコニーなどでの植栽計画など、建築に関連する色々な方法が不可欠なのかもしれません

植栽など四季の中で少しずつ変化していくものを取り入れることも家の中も外も快適にする一つのポイントかもしれませんね