【函館・北斗・七飯の住宅会社】建材フェア 外壁
2023/03/04/ UP
こんにちは、辻です
前回の投稿に続き本日も建材フェアでの外壁ブースの商品です
今回も同じくKMEW(ケイミュー)の窯業系サイディングの商品です
KMEWさんのラインナップの最近の傾向として北海道で大きなシェアのある14ミリの商品ではなく、16ミリの俗にいう厚物(あつもの)と呼ばれる商品を18ミリへと厚くし、さらに意匠性を高めた商品が多いようです
14ミリのものから比べると4ミリ、16ミリから比べると2ミリではありますが、この違いが非常におおきくより本物に近い意匠を再現できている傾向にあります
今回の写真はラップサイディング調のデザインですが、14ミリだとどうしても重なったようなところが板の厚み上少なくなりますが、18ミリだとかなり重ねたような風合いが再現できます
ラップの外壁は以前からよく採用されていて、窯業系、金属のラップ調、本当に高さの狭い板を重ねたラップサイディングや、同じように木材を重ねたものなどがあります、特に最後の木材を重ねたものに関しては旧来から日本家屋に多く使われており、鎧張りと呼ばれる杉の板を下から順に張り上げていくもので誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか
鎧張りに関しては以前は材料自体のコストは安いが手間がかかるということでしたが、今では材料自体のコストも上がりました、またリフォームなどでよく使われていた金属外壁は重量も軽く、価格も抑えめではあったのですが最近ではかなり高価な部類に入るようになってしまいました
本当に鎧張りのような施工はもちろんとても良いのですが、この写真のようなラップ調のものもご検討いただけると選択の幅が広がるのではないかと思います
窯業系サイディングに関してはデザインが気に入れば割と良い素材なのですがどうしても主原料のセメントと骨材でもある木片チップ等を加工する関係で3m前後の商品がほとんどです、そうなると3m程度おきに縦に目地というものが入ってしまいますのでその辺りを設計で工夫するとよく見えるポイントとなります
今回のサイディングは難しいと思いますが、横木目と呼ばれる横に木の板を貼ったようなデザインなどでは3m以内の壁の凹みに貼ったり、縦に施工して一枚の板のように見せたりするような見せ方が良いかと思います
間取りや外観などのプランを考える際にそのポイントを押さえておくと非常に完成度が高くなります
当社では今年より外観デザインや内観デザインも含めた設計のプラン提案を行っております
ですので最初のプラン提案の際には間取り(部屋の配置や動線、ゾーニングと呼ばれる敷地の中の部屋の位置など)ももちろんご説明させていただいておりますが、外観もお客様のイメージを再現できるよう実際に雰囲気やデザインを作ってプレゼンさせていただいております
以前は当社も間取りを確定した後、仕様打ち合わせと呼ばれる外壁や内装、設備などの色の選択をおこなっておりますが、当初よりそのイメージを聞き出すヒヤリングを行うことで1度目のプレゼンで同時に提案させていただきます
その方法の方がイメージがしやすいという意見をいただくことも多いので今後もそのようにプランの提案を行なっていければと思います
代表の辻です。スタッフ全員でお客様の家づくりに真摯に取り組み、プロとしてお客様に良い家を提供していきます。