こんにちは、代表の辻です

当社で行っている見えない工夫を紹介いたします
写真の壁の隅や天井と壁の角の部分に何かシルバーっぽいもののようなものを施工しております

これはコーナージョイントというもので薄い鉄板のようなものです

実はこれすごく縁の下の力持ち的なもので、建物は出来上がり室内の環境変化によって乾燥と収縮を繰り返していきます、その際壁の柱、木材、石膏ボード、壁のクロスと色々なものが綺麗に同じように収縮すると良いのですがどうしても違う動きかたをします、そうすると壁紙にしわが寄ったようになったり、切れたりします

これを防止するのがこのコーナージョイントで、下地のボードを止める際にこの鉄板を一緒に止めることで一体化させます、このことでかなり動きづらくなり、実は以前クロスの点検等で２時間程度かかっていた簡易補修は今では１時間かからなくなっています

このように見えない部材ですがとても大切な働きをしています

現在コストをかなり抑えた住宅などが販売されていることがありますが、コストと品質はどうしても比例してしまうと思います、スクラップアンドビルドと言われる作っては壊すを繰り返すのであれば問題ありませんが、今では住宅も高くなりました、建てた家を適切なメンテナンスを行い永く住み続けるのはいかがでしょうか