【函館・北斗・七飯の住宅会社】〇〇のカタチ、1台分のカーポート
2023/10/06/ UP
こんにちは(^-^)
営業の坂本隆弘です!
皆さんは、「知ってるけど、説明できるほど詳しくない」っていうものありませんか?
先日、妻が息子の幼稚園の給食の献立を見てこう言ったんです。
「あ~、明日のこうちゃん(息子)の給食とウチの献立、かぶってる~('_')」
それを聞いて私は、
「毎日献立考えるのも大変だね!明日の献立は何なの?(^ω^)」
と言ったんです。
(給食とかぶるメニューか~、ハンバーグとかメンチカツとかかな~)
と思ってました。
返ってきた妻の答えが
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「タンドリーチキン」
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それを聞いて私は
「お~!タンドリーチキン!うまいやつだ!」
と、今考えるとかなりテキトーなこと言ってました(笑)
実は私、「タンドリーチキン」という名前はよく知ってるんですが、あんまり食べた経験が無くて具体的にどんな料理かわからなかったんですよ。
問 「タンドリーチキン」とはどのような料理か。50字以上60文字以下(句読点も字数に数えます)で書きなさい。
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なんていう問題に、「あと一問でも落としたらヤバイな」という状況で直面したら、間違いなくフリーズすると思うんですよ。
皆さんはわかります?
もしかしてタンドリーチキンを説明できないの、私だけ?(;'∀')
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模範解答はウィキペディアで調べてみました!1
「タンドーリ・チキン(タンドリー・チキンとも)とは、鶏肉をヨーグルトと各種の香辛料に漬け込み、「タンドール」と呼ばれる円筒形の土窯で焼いた料理。」
1いや~、久々に来ましたね、
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答え見てもわかんねーやつ(゚Д゚)ノ
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これが給食と献立かぶるって、どんな確率ですか?って思います(笑)1
ともあれ、タンドリーチキンはとっても美味しかったです(*´▽`*)
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さて今回は、ある一組のお客様の家づくりストーリーにおける、一つの「答え」についてのお話です。
注文住宅の場合、「どんなお家にしたいですか?」ということを詳しくお伺いする「ヒアリング」というものを行います。
何度目のお打合せのときにヒアリングを行うのかは、お客様ごとに異なります。
今回のお客様は、2度目のお打合せの際に行いました。
奥様のご要望の1番は、「1Fにファミリークローゼットが欲しい」というものでした。
ヒアリングの時にウキウキ、ワクワク、楽しそうにお話されるのはたいていは奥様の方です(*´▽`*)
そして、ご主人様のご要望の1番は「ガレージかカーポートをつけたい」でした。
ここまでのお話では、特別なことが無いように感じますよね?
ところが、です。
ご主人様に
「ガレージはどのような使い方をするご予定でご希望なのですか?」
とお伺いしたところ、
「自分は仕事柄、将来必ず転勤することになります。一緒にいられるうちはいいですが、単身赴任になると何もしてあげられなくなります。だから自分が単身赴任になったときに、せめて妻の雪下ろしの負担だけでも無くしてあげたいので、1台分でいいので必ずつけたいんです。」
私、この「答え」を聞いて、正直な話、カッコいいなと思いました。
なんだかんだ言って、お会いするのは2度目。
私との関係性も深いとは言えない段階です。
「雨とか雪のことを考えたらあった方が良いので」などと、はぐらかすこともできます。
それを、奥様のことを大切に想う気持ちをごく自然な語り口で話されました。
取ってつけたような言い方にならず、自然体で口から出てくる言葉というのは、常日頃そのように想っていることの表れだと私は思います。
本当にカッコいいと思いました。
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その後、ご提案させていただいた間取りプランを気に入っていただき、奥様がとても嬉しそうにしている様子を、
ご主人様が本当に穏やかな表情と優しい眼差しで見つめていらっしゃった光景が、今でも私の目に焼き付いています。1
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お家づくりにおいては、
「間取りは奥様の好きなようにさせてあげたい」というご主人様の優しさのカタチはもちろんあります。
一方で、
「奥様にこんな風に過ごしてほしい」「こんな思いはさせたくない」という、主体的なご要望もまた、ご主人様の優しさや愛のカタチではないかと思います。
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お客様のお家づくりをサポートさせていただく立場の私たち住宅営業。
ですが、それ以上に学びをいただいているのは私たちの方です。
様々な価値観や考え方、生き方に触れさせていただき、
感銘を受けたり、心が震えたり、時には文字通り涙が出ることもあります。
そのような中で今回は、住宅業界に転職後、私が初めてご契約をいただいたお客様との大切な一幕をご紹介させていただきました。
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最後までお読みいただきありがとうございます!
以上、坂本隆弘でした!(^^)/