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【函館・北斗・七飯の住宅会社】耐震等級とは

こんにちは辻です

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こちらの写真は許容応力度計算によって配置されている柱の写真です

耐震等級という言葉ができたのは2000年の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(以下品確法)で定義されたものです。耐震等級1の1.25倍の地震に耐えられるのが耐震等級2、1.5倍の地震に耐えられるのが耐震等級3となっています


耐震等級とは、品確法で規定された等級です。実は耐震等級にも種類があるのはご存知でしょうか?


そもそも通常の建築基準法では壁量計算、N値計算、4分割法という仕様規定と言われるもので計算をし安全側かどうかを検証します、一方耐震等級の規定されている品確法では先ほどの検討に加え水平構面と呼ばれる水平方向からの力に耐える構造の検討を行います、さらに許容応力度計算と呼ばれる計算もありこちらは前述2つの検討に加え部材の応力と呼ばれる耐えられる力を算定するオーダーメイドのような計算方法もあります


通常建築基準法の壁量計算は電卓片手に計算できるような計算もあります、品確法の計算はもう少し難解なものとなります、許容応力度計算ではPCを用いないととてもではないですがて計算できるものではない報告書があり、その報告書は200Pを超えるものとなります


耐震等級というものがあるのは品確法と許容応力度計算の2つですので壁量計算などのA31枚程度に収まる書類で耐震等級3相当(同等)ですと言っている営業や会社には注意してください


品確法の耐震等級を検討する際は仕様規定といってこの壁は「通常」このくらいの耐力があるからその壁が何枚、というような計算だったりするのですが、許容応力度の計算の場合どの部材を使って本来の応力がどれくらい、と細かい計算を行います


どちらが正確かはいうまでもありません

 

どちらにせよその地震の1.25倍が耐震等級2、1.5倍が耐震等級3ということになるのですが計算方法によって同じ等級でも計算結果が全く違うものとなります


耐震等級が〜だから大丈夫、というものではなくどの計算方法の耐震等級が〜だから大丈夫というもので、住宅実務者の中でもかなり難解な部類に入ると思います



許容応力度計算の耐震等級3が最高等級ですので、その等級を取得しているかどうかが「本当の家」の一つの選択基準になります

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