土地の価格の決まり方
2021/10/21/ UP
こんにちは、営業の加藤です。
今回は、家づくりには必要不可欠な「土地」についてのお話をしたいと思います。
ご自身名義の土地を所有している、もしくは親族名義の土地があるという方以外、
土地を購入しなければなりません。
その際、土地情報をインターネットで検索される方が多いかと思います。
そこに表示されている土地の価格は、一連の流れがあり決まっています。
まず、土地の地主(売主)さんが何らかの理由で土地を売却したいと考えた時、
不動産業者さんに査定をしてもらいます。
そして、その『査定価格』をもとに売主さんと打ち合わせをした上で、
土地情報に掲載する『売り出し価格』を決めます。
この場面で、値下げ交渉される事を想定し、査定価格よりも高い金額を売り出し価格として
設定する事が多いです。
ですので、絶対ではありませんが「表示されている価格通りに購入しなければならない」
という訳ではないというのがポイントです。
ただ、土地には地域ごとの相場や立地条件等によって、土地の価値も変わってきますので、
価格交渉は相談しながら慎重に行ってください。
下のイラストは、土地の向きによって変わる土地の価値を数字で表したものです。
南向きの土地を「基準」とした時のその他の土地の価値がパーセントで表されています。
一番価値が高いのは南東角地となり、一番価値が低いのが旗竿地と呼ばれる奥まった土地です。
土地は選ぶ向きによって価格だけでなく、陽当たりや風通り、駐車スペースの取り方、
周囲の印象等、さまざまな違いが出てきます。
土地選びは高額な買い物だけに、即決という訳には中々いかないものではありますが、
よく言われる「良い土地」を購入するためには、いかに早く購入するかを求められるといった
難しい部分もあります。
ですが、「もっと良い条件の土地が出てくるかも・・・」と考えた土地の選び方だけはおすすめいたしません。
決断を早く出来るようにするため、土地に求める条件の優先順位を決める事と、
住宅と合わせた資金と配置の計画をする事が、他の人が悩んでいる間に土地を決めるポイントです。
良い土地が出ると同じような土地を探していた人は同じように悩みます。
その時にいち早く決断する事が、家づくりにおいて良い土地を手に入れるポイントでもあります。
土地選びにおいて些細なことでも疑問点やご質問等ございましたら、いつでもお気軽にお声がけ
いただければ幸いです。