住宅ローン減税が見直しされます
2021/11/23/ UP
こんにちは、営業の加藤です。
徐々に冬の訪れを感じる時期になってきましたが、
皆さんの家づくりのお話は進まれていましたか?
最近、ニュース等でも取り上げられている『住宅ローン減税』についての
お話をさせていただきます。
住宅ローン減税とは、住宅ローンを利用して住宅を購入された方を対象に、
住宅ローンの年末残高の1%を上限に10年間にわたって、所得税と住民税が還付されるという制度です。
来月12月に発表される2022年税制改正大綱にて、
ローン残高の1%という数字が0.7%程度に引き下げられるのではと噂されています。
まだ未確定ではありますが、以前より指摘されていた部分でしたので、
少なからず1%よりは下げられるのではないかと思います。
引き下げられる理由というのが、住宅ローンの金利よりも還付される減税のパーセンテージの方が高い事で、
「支払う利息よりも戻ってくる税金の方が多くなる」という事が起きているからです。
コロナ禍で冷え込んでしまった経済情勢を考えると、今後の住宅業界の落ち込みを避けるためにも、
単にパーセンテージだけを下げるということはせず、
10年間という減税期間を15年間以上に延ばすといった案なども出ているようです。
いずれにしても、来月正式に税制改正大綱が発表されるまでは、不確かな情報でしかありませんので、
焦らされてご契約をしてしまう・・・といったことだけは決してしないでください。
制度が変わると、選択する住宅ローンの商品や返済年数、
お1人でローンを組むのか、ご夫婦で組んだ方が良いのかなどで、
色々と変わってくる部分がありますので、何がベストな選択なのかをしっかり見極める必要があります。
住宅ローン減税の具体的な還付額や銀行別のローンの特徴や仕組みなど、
出来る限り分かりやすい説明を心がけていますので、
資金面で気になられている方は、いつでもお声がけいただければ幸いです。